SO-NET更新了很有情人節氣氛的訪問(最好是)

請來看雙井放閃光...(被拖走)

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ここ最近のBUCK-TICKの動向は嬉しい限りである。昨年末のシングル「HEAVEN」を皮切りに1月には「GALAXY」をリリース! しかも、14年ぶりに連続ベストテン入りを果たすなど猛威を奮っている彼らが、前作から1年5ヶ月のときを経て最新アルバム『memento mori』を発売する。オープニングの「真っ赤な夜-Bloody-」からギア全開で視覚を刺激しまくるも15曲すべてを聴き終えた後には、安堵にも似た心地よさが体中を包み込む。それは「死」をテーマに置きつつも、だからこそより鮮やかに「生」、生きることの意味をもたらしているからなのもかもしれない。今回はボーカルの櫻井敦司とサウンドの要を担うギターの今井寿に話を聞いた。

ロックンロール”“アッパー”“ライブでの盛り上がり”etc. そういう原始的でシンプルな発想が原点 

So-net Music(以下So-net):昨年末の「HEAVEN」から「GALAXY」、さらにアルバム『memento mori』とリリースラッシュが続いてますが。今みなさんはガツッと音楽モードに入られている感じみたいですね。 

今井(G/写真左から2番目):いつもそうしたいんですけどね。あまり器用にこなせるほうじゃないないんで。 

So-net:いやいや。きっとみなさんが音楽というものと真摯に向き合われているからこそ、妥協を許さないからこそなのかな、と。 

今井:音楽を作るときは真面目にじっくりやってはいるんですけど。(リリースとリリースの間が)長すぎるのもどうなのかな、というのは自分達でも正直ありますね(笑)。 

So-net:それにしても、1987年のメジャーデビューからみなさんは常に第一線で活躍されていますが、長く続ける秘訣みたいなものはあるんですか? 

今井:みんな大人ですから(笑)。 

So-net:メンバー同士の微妙な関係性の変化とかってあるんですか? 

今井:(即答で)ないですよ、とくに。 

So-net:今、櫻井さんはこう思っているんだろうとか、言葉を介さなくてもそのときの空気でお互いのことが察することができるというか。 

櫻井(Vo/写真中央):(微笑) 

So-net:長年連れ添った夫婦みたいな。 

今井:そこまでいっちゃうと気持ち悪いですけどね(笑)。 

So-net:みなさん寡黙で、あんまりガッツリ話し合っているイメージがないので、普段どういうところで理解しあっているのかなと純粋に思ったんですよね。 

今井:いや、話しますよ(笑)。じっくり細かくというのはないですけど、空気感を伝えるというのはありますね。今回のアルバムのときも、ミーティングと称してみんなで飲みにいって、そこでポロポロとキーワードを出して、これにしようと。決して言葉数が多いわけじゃないですけど、的外れな方向に行くことはないですね。 

So-net:なるほど。きっとそういうところが長く続けれらる秘訣なんでしょうね。 

今井:大人ですから(笑)。 

So-net:ちなみにいつぐらいにミーティングはされたんですか? 

櫻井:昨年の3月ぐらいかな。で、曲作って、スタジオ入って、最終的に出来上がったのは11月ですね。 

So-net:先に大まかなコンセプトがあって、それに向かって仕上げていったという感じですか? 

今井:もっとロックンロールというか、原始的な部分。頭で考えるとかではなくて、アッパーな感じで、例えばライブ会場で盛り上がれるとか、そういうシンプルな発想だったり、歌モノだったり……で、それがキャッチーであるとか。それぐらいであんまり着地するところは明確に決めてなかったですね。 

So-net:確かに思わず一緒に口ずさんだり、体が揺れてしまうようなメロディアスな楽曲が多く収録されてますよね。そして、全体的に聴いて感じたのが、より外へ向かって放たれているなと。 

今井:自分達ではよくわからないんですけどね。 

■カップリングではじまるという発想の非常識な面白さが採用に 

So-net:また『memento mori』というタイトルは今井さんがつけられたそうですが。 

今井:わりと最初のころに出てきたんですけど、『memento mori』ってよく聞く言葉ではあるんだけど、おぼろげにしかわかってなくて。で、いろいろ調べてみたらどんどん興味が沸いてきて。しかも、言葉のリズムだったり、わからなさ加減が面白いなと。 

So-net:資料にラテン語で「死を忘れるな」という意味を持つと書いてあったのを見て、なるほどなと。だからこそ、来るべき死を恐れるのではなく、肯定的に受け止めると言いますか。さっき言ったように外へ向かって放たれている感じがしたのかもしれないですね。しかも、「memento mori」というタイトル曲が今作の中でも異色といいますか。ダンスサウンドに沖縄音階が導入されていたりと、新たなBUCK-TICKを感じました。 

今井:最初は民族風の曲ができたらいいなぐらいのノリで、単純なコード進行を付けたり、いろんな角度から固めていったら、最終的に琉球の感じになったという。ほんと偶然出来た曲なんですけどね。 

So-net:意識的にというわけではないんですね。それにしても毎回BUCK-TICKというバンドの軸はぶれずに、新たな挑戦だったり、どんどんバリエーションが広がっていて、さすがだなと。リリースのたびに新鮮な驚きがあるんですよね。 

今井:やっぱりそれがないと……というのはありますね。でも、そのためにというよりは、ただいいものを作りたいという、そっちの気持ちのほうが強いですね。自然とやっていったらこうなったみたいな。 

So-net:また全体的な流れ、構成も絶妙で。個人的にはタイトル曲を境に、1章、2章とわかれているようにも思えたのですが。 

櫻井:曲順はメンバーそれぞれ、いろんなアイディアがあったんですけど、1曲目の「真っ赤な夜-Bloody-」に関しては、マニュピレーターのアイディアで。カップリングではじまるという発想が自分達の中にはなかったので、非常識な面白さが採用になりましたね(笑)。で、「Message」で一旦トーンが落ち着いて「memento mori」でまたというので二部構成的なものを感じたのかもしれないですけど、結果的にすごくメリハリの効いた15曲になったと思うし、かつうまく1枚にまとまったと思います。 

So-net:曲順っていまだに悩まれるものなんですか? 

櫻井:もちろん。それぞれの思いがありますからね。5人いたらなかなか決まらないですし、どれが正解とかないんで。まあ、僕は押すポイントとかないときはわりと早い時間で降りますけどね(笑)。でも、歌詞は僕に任せられている部分が多いので、そこは今井と話しあったりしながら自分の思った世界を自由に描かせてもらってますね。 

So-net:今作でも「死」をイメージされてるものがやはり多いなと。 

櫻井:とくに意識してそうしているわけではないんですけど。自然とそっちにいってしまいますね。だけど、「死」といってもただ破滅的なものを描くだけではなく、より生命力だったり、大きな愛でだったり、何かしら感 じてもらえるメッセージは込めていたりしますね。 

■僕らは僕らでマイペースにやっているだけ 

So-net:ところで、BUCK-TICKというバンドは、リスナーのみならず、若手も含めた多くのバンドやアーティストからもリスペクトを受けていますが。そういったところで先陣を切っている責任感みたいなものはあったりしますか? 

2人:……(微笑)。 

今井:僕らは僕らでマイペースにやっているだけなんで。まあ、ありがたいですけどね。 

So-net:BUCK-TICKのすごいところって、長年のファンはもちろんのこと、リリースするたびにどんどん新たなリスナーが増えていて、両者が共存しているところにあると思うんですよね。 

櫻井:それは僕達も感じてますね。今日はお母さんと来ましたとか、親子で来ている方とかも多いですし。 

今井:でも、バンドとかに関しては(リスペクトしてくれているって話を)直接聞いたりすることってほとんどないですから。むしろ本当にそうなんですか?(笑) 

So-net:清春さんとか、 

今井:てか、若手じゃないじゃん(笑)。 

櫻井:(笑) 

So-net:いやいや、ほかにも上げたら切りがないほどいますし。 

今井:……じゃあ、それは素直に、ありがとうございます(照笑)。 

So-net:では、最後に。改めてアルバム全体の聴き所をお願いします。 

今井:15曲もあるんで、しかも、それぞれがバラエティーに富んでいるので、充分楽しめるんじゃないかと思います。 

櫻井:レコーディングをしているときからライブで盛り上がるだろうなとイメージできる楽曲が今回もたくさん入ってますんで、ぜひ4月からツアーも始まることですし、アルバムを聴いてライブにも足を運んでもらえたら。そして、音楽そのものを純粋に楽しんで、肌で感じて、一緒にハイになってもらえたら嬉しいですね。 

今井:このアルバムもそうですけど、ツアーも相当かっこよくなっていると思うんで、ぜひツアーで会いましょう! 

●Text/星野綾乃 

 

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