SO-NET萬歲~~

還有訪談耶ˇˇ ˇ ˇ ˇ

快去看喔XD

以下是個偷



 

2008 年も残すところあと少しとなったところへ、BUCK-TICKから嬉しいニュースが届いた。なんと12月と1月、連続でシングルをリリースするという。前作『天使のリボルバー』ではバンドサウンドを重視し音作りを行ったと語ってくれた今井氏。今回のシングルはいったいどんなサウンドに仕上がっているのだろうか。毎回違う表情を見せてくれるこのバンドのこと、きっとまったく予想だにしなかったような違う顔を持った楽曲を作ったに違いない。そんな期待を込め、今回は櫻井氏と今井氏にインタビューを行った。    

 

   
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    ■何も考えず、自由に――

So-net Music(以下So-net):新曲聴かせていただきました。「HEAVEN」は前のアルバムでおっしゃっていたようなバンドサウンド、『天使のリボルバー』の流れを受けているように感じたのですが?

今井(G/写真左から2番目):いや、前の流れとかっていうのは全然考えてなくて。前のアルバムのときはバンドサウンドっていう、具体的な縛りを作って着地点を決めてたんですけど、今回は割とゆるめというか。ちょっとデジタルを入れたり。確かにギターサウンドではあるけれど、そこまで決めないで、割と自由に。

So-net:この曲はもともとシングル候補として作られたんですか?

今井:違いますね。いくつか作っているうちに出てきた一曲ですね。でも仮ヴォーカルを入れて、それを聴いたときからいい感じがしたんですよね。なので結果シングルになったっていうか。

So-net:なるほど。夏以降、ずっと作曲をされてたと思うんですけれど、これはいつ頃出来た曲なのですか?

今井:うーん、ほとんど最後のほうですね。自然にできちゃったんで、ま、形にしておこうかなと。

So-net:骨太な感じもする中で、先ほど今井さんがおっしゃったようにデジタルが入ることで独特の浮遊感もあり。

今井:うん。ドラムやベース、ギター、声以外のものを、今回は割と思いついたら入れていきましたね。

So-net:BUCK-TICK サウンドの魅力って絶妙なポップさにあると思うのですが、今回、ますますそれが研ぎ澄まされたというか、そんな印象を受けました。大人のロッカーがやるポップス。

今井:なんか今、そっち方面に刺激があるというか、鋭いってイメージですね。今、世の中にいろいろなジャンルの音楽があるけど、“すごいキャッチー”っていうのに魅力を感じるっていうか。

So-net:なるほど。ところで、歌詞はいつも、曲ができた後で書かれているのですか?

櫻井(Vo/写真左から3番目):そうですね。曲ありきですね。

So-net:偶然なのかもしれないのですが、今回のシングルでは、両曲“赤”がキーワードとなっていて、ついつい意図的なものを想像してしまいました。

櫻井:そういうのはないですね。まったく偶然ですね。

So-net:櫻井さん的に、バンドの目指す方向性を定めて歌詞を書かれることってありますか?

櫻井:そういう感じもないですね。1曲1曲の中で、曲に対して歌詞が出てくるので、バンドとしてというのはないですねぇ。

So-net:バンドとしてさまざまなテイストの楽曲がある中で、何か自分の中でテーマを作って書いていくということでもない?

櫻井:テーマは後からですね。全体の何割かができてから見返したときに、最初はタイトルから広げていったんだけど、内容と違ってくると意味も違ってくるんですよ。だからタイトルも変わってくる、そんな感じですかね。

So-net:今回の「HEAVEN」はいかがでした?

櫻井:これはデモテープの段階からタイトルが「HEAVEN」だったんですけど。いつも(デモの段階でのタイトル)少し気にはしながら、書き始めるんですけれど、今回は「HEAVEN」のままでいいかなと思いましたね。

So-net:では、比較的にスムーズに書きすすめられたと。

櫻井:いや……そんなに才能溢れるほうではないんで(笑)。やっぱり曲によっては苦しかったりするときもあります。でも、そういうときが一番充実しているとも言えると思いますね。

■2009年に放つ、布石

So-net:来月にはまた新しく「GALAXY」がリリースされます。連続リリースも久し振りですね。

高樹:まあ確かに、ライヴハウスで3ピースでやっているようなバンドのサウンドや詞とは明らかに違うから、なんかちょっとこう・・・面倒くさい感じがするのかなあとは思うんですけどね。

今井:久し振りですね。

So-net:こちらのシングルは、「HEAVEN」とはまったく正反対な位置にいる楽曲で。こちらは“ど”がつくくらいキャッチーだと感じたのですが。

今井:アルバム制作のために曲作りをしてたんですよ。さっきも言ったんですが、今回は割と自由に、変な縛りもなく作っていたんで。どこでやめるっていうか、どこに着地するかってのも決めてなかったし。その場その場で1曲1曲この曲はこんな感じかな、とかって作ってましたね。その中でできた曲です。

So-net:「GALAXY」も最後のほうで出来た曲ですか?

今井:そうですね。でも割と早く形になった曲ですね。

So-net:つきつめたポップというか。

今井:つきつめてはいなんですけど。単純、わかりやすい曲なんで。作っているときから「あぁ、これはシングル向きかな」とは思ってました。

So-net:「HEAVEN」のあとに「GALAXY」というリリースの順番は?

今井:「GALAXY」はスタッフのあいだで人気があったんですよ。でもシングル決めのときに先に出すのは「HEAVEN」のほうがいいかと。聴いたときのゾワゾワっとした感触っていうか。それがずっと引っかかっていたんで。

So-net:先ほど、今はキャッチーなものがエッジな感じがするっておっしゃっていたんですが、今、音楽業界的にも、歌謡曲的要素をもった楽曲が受け入れられているうような気がするのですが、意識されたりしています?

今井:してないですね。興味持ったら、自然に入ってきたり自然にそっちに行くじゃないっすか。

So-net:そうですね。

今井:勉強のためとか、そういう姿勢にはいかないですねぇ。

So-net:ちなみに今、そんな今井さんの嗅覚に反応するミュージシャンとかいらっしゃいます?

今井:いないっす(笑)。

So-net:櫻井さんはどうでしょうか?

櫻井:最近あんまり見たり聴いたりしてないですね。ものぐさなんで(笑)。自分にとって楽しい、面白いと思ったら、そればっかりですね。

So-net:今お二人のご意見で、BUCK-TICK サウンドを形成していくうえでの神髄を見た気がしました。たとえばPerfumeみたいなテクノ方面に興味が向けば、自然にそっちに転がっていくでしょうし。そうなったとしても音はきっと BUCK-TICK なんだろうなぁと。

今井:じゃぁ次はそれで(笑)。

■櫻井敦司、入れ替わり事件 by今井

So-net:少し音楽の話から外れるのですが、昨年デビュー20周年を迎え、今後もますますその活躍が期待されるわけですが、こうして長く活動されてきている中で、お互いに変わったなぁと感じることってありますか?

今井:20年以上一緒にいて、たまにふと、10代のときと同一人物じゃねぇんじゃねぇか?(笑)って思う妄想っていうか、変だなって。入れ替わってんじゃねぇかなと。

櫻井:(笑)。入れ替わったね。

今井:(笑)。

So-net:あははは。

今井:ってことを、ふと思いますね。

櫻井:最初ドラムだったのに、歌手になってますからね(笑)。

今井:(笑)。

So-net:では、櫻井さんはどうですか? やはり今井さんも入れ替わったと。

櫻井:いや、大人になったなぁと。

今井:(笑)。

櫻井:少しですけど(笑)。物ごとを作る姿勢っていうのが変わってきたというか。よりプロになってきたって感じますね。当たりまえなんですけど。

今井:バンドを結成したときは、続けて行こうって意識でバンドを始めたんですけど、半年くらい経ったら「あぁ、これも終わっていくのかな」と思ったんです。だんだんとオリジナル曲を作り始めて徐々に本気になっていきましたね。

So-net:勝手な外的イメージですけれど、お二人とも物事やセオリーなんかにあまり執着していないイメージがあるんですよ。

今井:確かにずっと続けていくぞっていうことを強く意識してはいないんですが、執着しないって言うと、いつ解散してもいいやって思われるかもしれないんですが、そういうわけじゃなく。そういう発想(いつやめても、解散してもいい)はもっとないですね。

櫻井:そういうこと考えないですね。逆にそんなこと考えてるくらいなら、違うこと考えてたいんで(笑)。

■アルバムへの期待を込めて

So-net:年末にはライヴも予定されています。開催場所が意外でした。

今井:そう。いつも、東名阪って感じだから、ずらそうかって。ものすごい安直な考えです。

So-net:すでにリハも進んでいるかと思うのですが、もしかしたら、ライヴではシングル以外の新曲も聴けそうですね。

今井:ちょこちょこ小出しにしていこうかと。

So-net:では最後に現在制作中のアルバムについて、少しだけ聞きかせてもらえますか?

櫻井:すごく自由なアルバムです。
今井:新しいことっていうのは特にないですけど、ドラムの変わりに別の物を叩いたり、そういうことをやったのはちょこっとあります。全体的に割とアッパーな方向ではあると思いますね。

●Text/後藤めぐ



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